研究室紹介
研究室紹介
研究の概要
がん治療の革命を起こした免疫チェックポイント阻害剤抗PD-1抗体、ニボルマブ(商品名オプジーボ)。2018年ノーベル生理学医学賞を受賞した京都大学本庶佑教授の研究室でニボルマブの開発を行った経験と、全国有数のがん拠点病院である日本医科大学ならではのアドバンテージをいかして、本研究室では、がん免疫の基礎研究と新しい診断・治療法の開発に取り組んでいます。
免疫応答はがんだけでなく、感染症、アレルギー、自己免疫疾患、生活習慣病などの病態や、生殖免疫、移植免疫などさまざまな生命現象に深く関与しています。本研究室では、免疫システムの二大特徴である「自己寛容(self-tolerance)」と「免疫記憶(immunological memory)」に関する研究を行っています。
研究室のロゴマーク
真理に近づき大発見に至る過程では、無理なく、極めて明朗で、美しい実験結果が得られます。私たちの研究室では、生命現象に対しても、人間関係においても「誠実」であることを重んじ、「美しい」研究を心がけたいと思います。フラミンゴは長年の「友情」を築くそうです。研究を通して、研究室がそのような創造の場となる願いをこめて、フラミンゴをロゴマークにしました。
本研究室関連記事
・日本内科学会雑誌2019年108巻9号 p.1766-1771
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/9/108_1766/_pdf/-char/ja
・2018年ノーベル生理学医学賞プレスリリース
https://www.nobelprize.org/uploads/2018/10/press-medicine2018.pdf
https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2018/press-release/